昨日まで日本列島に居座っていた今季最大の寒波が洋上に去った。 参道の木立から、久方ぶり朝の光がきらきらと眼を射し、冷えた頬を温めてくれる。 立春も過ぎて2月11日の登拝は総勢二十九名。 初めて素足で登ると聴いて怖気づき、…
一行22人が霜の降りた三輪山を登拝した。 「霜凍る 三輪の山道 登り行く 枯葉の温もり 足裏沁みる」 昨年天皇皇后両陛下が大神神社に念願の行幸されて以来、三輪山の力は大きくなった。両陛下は行幸に先立ち奈良県知事にお合いし…
夜参り真言 平成27年1月13日 狭井神社 いづくにか、いづくにか幸あらん。心の中にこそ幸はある。 怒り、嫉み、悲しみに捕はれてはならない。どのやうな闇にありても必ず玉ゆらの光が見えてくる。 いかなる…
夜参り真言 平成26年12月2日 何事も祓へたまへ浄めたまへこそ思し召せ 人であるそなたたちが、全ての穢れを祓ふといふことは叶はぬこと。しかし神々があまねく集ふこの山に来るといふことは己の罪をことごとく祓う…
夜参り真言 平成26年11月2日 「拝殿」 雨の音 雨の音 雨の音 音は音霊、一字のこと。歌も音霊、言葉も音霊。伊邪那岐命 伊邪那美命のこの大和の国に あまねく響かせるべし。心があらぶれば発…
夜参り真言 平成26年10月7日 「拝殿」 罪 穢れあまたあり。病もあまたあり。すべての病の源を人であるそなたたちの知ることあたはずといへど それぞれの思ひあたる罪 穢れがあらんをばことごとく一つ一つ祓ひつづけて行くべ…