「秋天も昼にはにわかに雲降りて雷閃めく大和神南備」根本 幸夫
「青き穂はすくりと立てど赤とんぼ数は未だし三輪田の空」 「雷雨去り日の差しくれば狭井川の古杉の枝はたまゆらに満つ」 「雨上がる気配ならんか蝉の声徐々に広がる三輪の頂き」 根本 幸夫
「八方に 雲湧き出だす 三輪の山 水張り田の 影またすがし」根本 幸夫
撮影:根本幸夫