今月の真言 平成26年3月18日
夜参り真言 平成26年3月18日
「祓戸社」
いづくにもいづくにも道あらん。
情を押さへ、理をもって見るべし
信の一字をもって進むべし。道は開くであらう。
解説
道を選ぶ時、情 感情 ではなく、理性をもって選びなさい。理性で道を判断したら、しんの一字は信じるの信だが、それは心に於いてもそうだし、神と自分の間を信ずることも信。神と心とそれを自分の心の信でつなぐ。信ずることによって繋げると新しい新が生まれる。音の同じものは繋がり易い。しんずるの信 こころの心 かみの神 を俯瞰して理性で物ごとを判断する。間違いがあっても自分が正しいと思って選んだ道を行く時は信の一字をもって進む。それは神もサポートしてくれる道である。あやふやで行くのはよろしくない。
「拝殿」
今日の雨は禊の雨と心得よ。
春の塵を清めるごとく、そなたたちの穢れを祓ふ
禊の雨と心得よ。
清められたと思ふべし。
時は少しかかる。なれど道はあると覚えよ
解説
今日降った雨は春の花粉 黄砂など塵アクタを清める意味での雨である。御参りの時は雨が止んでいたが、その前に降って道を清めてくれたと言うことは、今どんな問題を抱えているにせよ清まっているということ。それを清まっていないと思うのは自分の心の不安がそうさせている。例えば除夜の鐘を聞いて百八の煩悩が消えたと思ってもまた思い出してしまう。一端清まったことは根掘り葉堀り蒸し返すと穢れてしまう。ともかくもう清められているのだから目下の懸案事項をもって先へ進む。
但しすぐに片付くのではなく少し時間がかかるが、
信じて行きなさい。
兎も角全ての問題をややこしくするのは感情殊に不安 怖れ 怒りであるから、これらの感情を理性で
俯瞰して道を選んで行けば縦しんば間違ったとしても、次に手を差し伸べてくれる。
今回の真言はシンプルだが、意味が深い。
「奥津磐座」 平成26年3月19日
この奥津磐座の光こそ心に入れるがよい。
闇は光に溶けるであらう。
光を心に入れよ。
光を入れるだけでよい。