三輪明神御分霊磐座大神神社
三輪明神御分霊大神神社磐座は、大和一之宮大神神社の古代祭祀の跡から顕現した磐座です。
平成9年3月15日、伊勢山皇大神宮の「伊勢神宮御鎮座二千年記念事業」として、日本最古の国津神、大地母神と言うべき大和一之宮大神神社のご祭神大物主大神(詳しくは倭大物主櫛甕魂命<やまとのおおものぬしくしみかたまのみこと>)をお迎えし、「三輪明神御分霊磐座大神神社」の名称をもってご鎮座いただきました。
二千年の時を経て三輪山の大物主大神と伊勢の天照皇大神が再び並祭されるというこのご鎮座は、大神神社木山照道宮司、伊勢山皇大神宮龍山庸道宮司のご理解とご尽力により、平成8年4月23日に関東の守護・伊勢山の地にそのままご遷座いただいたもので、三輪山の磐座が三輪の地より出るのは日本の歴史上初めての出来事でした。そして平成10年4月5日午後6時30分、初年例大祭として「鎮花祭」が東国(関東・東日本)において初めて斎行されました。